第4回 表紙案 その1


 ぼくが造ろうと思っている本のタイトルは『土星の環』。そう、このホームページと同じタイトル。小説集だ。小説の手直しがまだまだ必要なのだが、造本のイメージを固める作業も進めている。そろそろ表紙案のその1をここに公表してみたい。もちろん、今後変わって行く可能性がある。

 元々のアイディアは、カバーが透けているものを使いたい、というところから始まっている。カバーが透けて、本の表紙が見えている。その表紙には土星が描かれており、カバーのためにやや霞んでいる。それが土星までの距離を表すことにもなるだろう。カバーとして用いる厚手のトレーシング・ペーパーには、赤いインクでタイトルが書かれている。タイトルと、表紙の土星の写真との間に常にある種の距離が生まれる感じがこの本にふさわしい。

 右の写真をクリックすると、カバーを外したところの表紙のイメージと、カバー自体のイメージが左右に現れます。帯(註・本当は帯ではなく、カバーに描かれているだけだが)の下から銀河望遠鏡が現れる仕掛けになっている。

 第5回 本を読む その2 へつづく


 

 

Saturn's Ring
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