ママス・アンド・パパス
レコード・ジャケット・コレクション
『夢のカリフォルニア/マンデー・マンデー』 (東芝音楽工業株式会社 ダンヒル・シリーズ HR-2179 \400)

ぼくが初めて手にしたママス・アンド・パパスのレコードである。
この4人のアンサンブルはちょっと奇妙に見えたものだ。服装だってどこか中国風だったり、変な帽子をかぶっていたり。
しかし、サウンドは真に新鮮だった。朝妻一郎は、このレコードのライナー・ノートで次のように記している。
「今この2曲を改めて聞いてみると、いかにママス・アンド・パパスがユニークで、また抜きんでたセンスを持ったグループであるかが一層良く感じられます。ビートルズとはあらゆる面で違ったグループですが、ポピュラー音楽の進歩という面
に於いてだけは、このママス・アンド・パパスとビートルズは同じ位素晴らしい貢献を残しているということができます。」
今となっては、これをあなたが誇張と取るのは不思議ではない。しかし、あの1966年当時、ビートルズに唯一拮抗できるセンスと実力を備えていたのは、まぎれもなくママス・アンド・パパスだったのだ。
メンバーは、左から、デニー・ドハーティ、キャス・エリオット、ミッシェル・ギリアム、ジョン・フィリップス