ママス・アンド・パパス ジャケットコレクション

ママス・アンド・パパスが活躍したのは1960年代の半ばから後半にかけて。もちろん、CDはなく、塩化ビニールのレコード盤の両面に刻まれた溝にレコード針を乗せて、その微弱な信号を増幅して聴いていた……なんて、いま書いていると、別世界の出来事であるかのごとくだけれど、本当にあの頃は、傷つきやすく、埃がすぐに溝に溜まってパチパチと雑音を立てた、あの懐かしのレコード盤を丁寧に拭いては繰り返し繰り返しターンテーブルに載せたものだった。そんな時代のレコード・ジャケットをご覧下さい。
 2011.4.24 マンデー・マンデーのジャケットを追加しました new!

  • 夢のカリフォルニア
  • マンデー・マンデー
  • アイ・ソー・ハー・アゲイン
  • 窓辺に恋を

『夢のカリフォルニア/マンデー・マンデー』 (東芝音楽工業株式会社 ダンヒル・シリーズ  HR-2179 \400)

夢のカリフォルニア/マンデー・マンデー

 ぼくが初めて手にしたママス・アンド・パパスのレコードである。
 この4人のアンサンブルはちょっと奇妙に見えたものだ。服装だってどこか中国風だったり、変な帽子をかぶっていたり。 しかし、サウンドは真に新鮮だった。
 朝妻一郎は、このレコードのライナー・ノートで次のように記している。
 「今この2曲を改めて聞いてみると、いかにママス・アンド・パパスがユニークで、また抜きんでたセンスを持ったグループであるかが一層良く感じられます。ビートルズとはあらゆる面で違ったグループですが、ポピュラー音楽の進歩という面 に於いてだけは、このママス・アンド・パパスとビートルズは同じ位素晴らしい貢献を残しているということができます。」
 今となっては、これをあなたが誇張と取るのは不思議ではない。しかし、あの1966年当時、ビートルズにほとんど唯一拮抗できるセンスと実力を備えていたのは、まぎれもなくママス・アンド・パパスだったのだ。
 メンバーは、左から、デニー・ドハーティ、キャス・エリオット、ミッシェル・ギリアム、ジョン・フィリップス

『夢のカリフォルニア/いかした娘』 (ビクター音楽工業株式会社 ダンヒル・ヒット・シリーズ  SS-1669 \400)

夢のカリフォルニア

ジャケット裏

『マンデー・マンデー/感じるネ』(VICTOR SS-1684)

Monday Monday

 その昔(昔々……)セコハンレコード屋さんで見つけました。4人でカメラを見下ろしている様な面白いアングルのジャケットです。おそらくこれが日本における「マンデー・マンデー」のオリジナルジャケットなんではないかと思います。

解説

 朝妻一郎さんの解説が、当時の雰囲気を伝えていていい感じですね。バリー・マクガイアこそは、ママ・パパの4人とルー・アドラーを結びつけた人物ですし、スティーヴ・バリとP・F・スローンというのはダンヒルの作詞・作曲家チームで、多くのアーティストに曲を提供しヒットさせました。スローンは、次にお見せするジャケット裏のダンヒルヒットシリーズにあるように『孤独の世界』を自作自演しヒットさせもしました。これがまた、いい曲でしたね。


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